散財な人々。メンバーインタビュー

第一回 散財.com初代企画者「散財ちゃん」こと斉藤のり子さん
こんにちは。「散財ちゃん2.0」です。みなさん今日も散財してますか?そこで散財.comが新しく生まれ変わるということで、散財にかかわる「散財な人々。メンバーインタビュー」を私、散財ちゃん2.0が承ることになりました!記念すべき第一回は、散財.comの生みの親、斉藤のり子さんです。彼女は散財.comの企画の立ち上げから運営、初代散財ちゃんとして皆さんにおなじみ(?)のキャラクター。その彼女の素顔を突撃レポートしちゃいます。
-

- ―散財ちゃん2.0(以下2.0)
- 早速、インタビューに入っていきたいとおもいます。よろしくおねがいします!
この散財.comでずーっと不思議に思ってたのがネーミングなんですよ。普通、家計簿のサイトだったら「倹約」とか「節約」とかになると思うのですが。
- ―斉藤のり子(以下斉藤)
- 実は、ネーミングに関しては私の性格の問題で…。もともとお金を使うのが下手なんです。お金は使ってナンボ、なんて考えを持ってますので(笑)家に帰ると何に使ったかわからない、いつの間にか財布にお金が入ってない!なんてことが多くて。だからお金の使い方をどうにかしないといけないなーと思っていたのです。
でも性格上、倹約っていうのにも違和感があったんです。お金は使っても、思い出を残せればそれは無駄な出費じゃないんじゃないか、単にお金を節約するではなくもっと良い使い方をしたい、それが最初のきっかけだったんです。
そこから考えを膨らませて、ネットでお金の動きを通じてその人の生活が垣間見れる、そんなコミュニティを作ろうと思ったのですが、周りは反対しましたね。普通家計簿って隠すじゃないですか。でも私自身、何度か家計簿をつけたことがあったんだけど、三日も持ちませんでした。一日目は気合を入れてるんだけど、そのうち「今日はめんどうからいいや」なんて感じになっちゃって。追い詰められないとやらないタイプなんですよね。ネットで公開して友達から「まーた無駄遣いして!」と言われて「あぁ、この出費ってムダなんだ」とはじめて思う。それではじめて直そうって思えるんですよ。きっとそんな人って多いんじゃないかな?と思って無理やり企画を進めちゃいました。
そんな極めて個人的なところからスタートしたんですが、実際サービスを始めてみると、利用してくれる人が思っていたより多くて。みんな露出狂だなーと思いましたね(笑)
- ―2.0
- じゃあ散財.comをやるようになってから、少しはお金の使い方が良くなったんですか?
- ―斉藤
- いや、急には治らないですねー。実は以前から、中野という街になんとなく憧れていて。引っ越ししよう!ずっと思っていたんです。そこで不動産屋さんで中野に家を借りたのですが…。住所は中野だったんですが、そこだと使う駅は東中野だったんです。住んでみたら「ここは中野じゃない!」って。勢いで契約しちゃって、下見をしなかったのは大失敗でしたね。おかげで2か月しか住まなかったのに敷金礼金で一気にお金が飛んじゃいました(笑)。
-

- ―2.0
- そ…それはずいぶん派手な散財ですね。
- ―斉藤
- まあ引っ越しの失敗はおいといて(笑)でも買い方には少しは工夫をするようにはなりましたよ。同じお金を使うんなら良いものを、と考えるようにはなりましたね。他の人のうまい散財の仕方を見ているうちに、そう思うようになりました。
私は管理人ではあったけど、他の人の散財っぷりを見て楽しむ一人のユーザでもあったので。 実際、みんなうまいお金の使い方をしてくれていると思いますよ。散財.comの機能に「0円」で入力すると、「priceless」ってでるんですね。その機能を使って、「初任給でお母さんに冷蔵庫を買ってあげた」、なんて人がいて、そのあとに0円「母の涙 priceless」ってあって、みんなうまいことやってるんだなーと。あと思い出に残っているのが、毎日、愛妻弁当0円、ってつけてる人がいて!これは単純にいいなーって思っちゃいましたね。消費はもともと無味乾燥じゃないですか。でもそこに前後のドラマが垣間見れるのが面白いんですよね。
-

- ―2.0
- あー、愛妻弁当とかいいですよね。実は今、すっごく結婚に憧れてるので。
- ―斉藤
- 私自身は主婦願望はないんですけどね。でも結婚するとなったら、あまりケチくさいのも、浪費しすぎるのも相手としては難しいですよね。やっぱり同じ感性かどうかが重要だと思うので。それがはっきりとわかるのがお金の出費だから。男性ユーザをチェックして結婚相手を探すってのもいいかもしれませんよ(笑)
実際、このサービスを始める前は、主婦の人が集まると思っていたんですよ。やっぱり家計簿といえば主婦じゃないですか。でも思ったより独身男性がたくさん参加してくれて。スタート前は、最近の散財のところに女性が好きそうな○○カフェでランチ…なんてものが並ぶと思ったんですけど、実際はコンビニとかがずらっと並んで。みんなどんだけ不健康なんだと。ユーザ層が最初の想定とまったく違っちゃいました。
ただその分、主婦のユーザばかりだったら思いつかなかったような使われ方をしていたので、サービスを充実できたという意味ではプラスでしたね。毎日本代だけが記入されていて、自分の読んだ本の記録を残している、などという使われ方をしている人がいたのですが、そういうのは私には思いつかなかったことですから。
- ―2.0
- ユーザの声を取り入れていったからこそ、サービスの幅が広がっていったのですね。
- ―斉藤
- そうですね。商品の感想を書くというのも、長文だとかえって構えてしまいます。だけど感想を一言いいたい、そういう人は多いと思って1行レビューにしてみたら盛り上がりました。どうやったらユーザに楽しんでもらえるかというのは、やはりいろんな人の使い方を見て、実際使っている人の意見を聞く、というのが一番参考になりましたね。
その意味では今度のリニューアルは期待しています!マーケティング・リサーチの会社であるインテージ社が引継いでくれたので、さらにいろんなサービスができるのではないかと。私は数字に弱いので、そっち方面はある意味放って置いちゃったのですが、インテージにとっては数字や統計は得意分野ですからね。いろんな数字関係やランキングをアレンジして、面白い情報をユーザに提供してくれそうです。それにいろんな商品のデータを持っているので、単にユーザから上がってくる情報だけじゃなくて「こんな新商品が面白いですよ」と提案したりもしてくれるのではないかと。
今は運営者は引退してしまいましたが、こっそりユーザとして利用を続けているので、今後私の企画から出発したこの散財.comがどんな成長をしてくれるか、今から楽しみです。
-

- ―2.0
- 最後に運営するにあたってアドバイスをもらえませんか?
- ―斉藤
- 新しい散財ちゃんは2.0ってことなんだから、私の2倍は散財してほしいですね。大胆にお金を使って、日本経済を活性化してほしい(笑)! まあ管理しなきゃ!と力を入れすぎないで、いろんなユーザと楽しみながらコミュニケーションを取るといいと思いますよ。その中から「こうした方がいいんじゃないかな?」というアイデアも出てくるし。
- ―2.0
- ありがとうございました。では私も楽しみながら、バラ色の結婚に向けて散財.comを活用してみます(笑)
